挨拶の基本的な構成

Step01 祝福の言葉

お祝いの言葉と今日を迎えるまでの想いなどを盛り込むと良いでしょう。ここで、いつも通りの呼称で友人を呼ぶことについて触れておくとスマートです。

〇〇さん、〇〇さん、この度はご結婚本当におめでとうございます。両家の皆さまにも、心よりお喜び申し上げます。
かしこまってしまうと上手に話せなくなってしまいそうなので、普段通り、〇〇ちゃんと呼ばせていただきます。
今日という日が来ることを、本当に楽しみにしていました。

 

Step02 自己紹介

おふたりとの関係性を交えて、自己紹介をします。

私が〇〇ちゃんと出会ったのは、高校2年生のときです。はじける笑顔でみんなの中心にいた社交的な〇〇ちゃん。人見知りの私に〇〇ちゃんが自然と声をかけてくれて、あっという間に仲良くなり、今日までたくさんの時間を一緒に過ごしてきました。

 

Step03 エピソードを交えたおふたりの紹介

お人柄が届けられるような内容を具体的な想い出とともに、伝えられるようにしましょう。堅苦しい言葉でなく、自然体で大丈夫です。

〇〇ちゃんは、人の変化に気付ける人です。一番印象に残っているのは、社会人になってすぐ、仕事で少し疲れてしまっていた私に気付き、サプライズで家まで来てくれたこと。本当に嬉しかったし、精神的にとても助けられました。

 

Step04 メッセージ

「幸せになってほしい」という気持ちと、お相手に「よろしくお願いします」の気持ちを込めてメッセージを送り、結びとします。

きっとそんな〇〇ちゃんなので、〇〇さんと素敵な家庭を築いていくんだろうなぁと確信しています。
〇〇さん、〇〇ちゃんのこと、末永くよろしくお願いします!
結婚しても私ともまた会ってね!
おふたりの幸せを心から願っています。本当におめでとうございます!

挨拶のポイント

・時間は長すぎない方がよいです。目安は3分~5分がおすすめ。
・「離れる」や「別れる」「重ね重ね」など、忌み言葉や重ね言葉といわれる、結婚式にふさわしくない言葉は使わないように気をつけましょう。
・話してほしくないことがあるかもしれませんので、事前にそういった内容がないか確認しておくと安心です。
・当日は感情が高ぶることもありますが、気にせず続けて。一所懸命想いを伝えれば、より気持ちが伝わるはずです。

おふたりへの想いが伝わるスピーチに

せっかくの貴重な友人スピーチの機会。構成や内容、伝える方法も含めてしっかり考えて、より喜んでいただけるスピーチができるといいですね。おふたりへの“想い”がしっかり伝わりますように。