乾杯スピーチの基本的な構成

Step01 自己紹介

まずは簡単な自己紹介を。おふたりとの関係を簡単に交えながら、挨拶をします。
 

Step02 おふたりとご両家へ祝福のメッセージ

おふたりだけでなく、ご両家にお祝いの言葉を贈りましょう。
 

Step03 エピソードやはなむけの言葉

乾杯のあいさつは全員が立ってグラスを持ったまま聞いていることが多いので、簡潔に話にしましょう。
 

Step04 乾杯の発声

これまでの声量よりも気持ち大きめに、元気な声を心がけます。
みんなでタイミングが合わせられるよう「ご唱和ください」などといってから、「乾杯!」といいましょう。
 

挨拶のポイント

・時間は1分半~2分を目安に。
・「離れる」や「別れる」「重ね重ね」など、忌み言葉や重ね言葉と言われる、結婚式にふさわしくない言葉は避けましょう。
・乾杯は披露宴スタートの合図です。とにかく明るく、笑顔で行いましょう。

例文 ~上司編~

ただ今ご紹介にあずかりました、〇〇さんと同じ職場である〇〇〇〇株式会社で〇〇を担当しております、〇〇と申します。
はなはだ僭越ではございますが、ご指名を頂戴しましたので、乾杯の音頭を取らせていただきます。

〇〇さん、〇〇さん、この度はご結婚おめでとうございます。ご両家のご家族、ご親族の皆さまにも、お祝いを申し上げます。

〇〇さんが入社3年目の時に同じ部署に配属となり、上司として成長を見てまいりました。
とても仕事がていねいで、まわりを見ることのできる〇〇さんだからこそ任せられるプロジェクトが多く、とても助かっています。きっと〇〇さんとの結婚生活でも、その相手のことを見て気付く力で家庭を円満へと導いてくれると思います。

〇〇さんと〇〇さんの新たな門出をお祝いできていることを、心から嬉しく思います。本当にご結婚おめでとうございます!

それでは皆さま、乾杯のご唱和をお願いいたします。
おふたりの前途と、ご両家のますますの繁栄をお祈りしまして、乾杯!

例文 ~友人編~

ただいまご紹介に預かりました、〇〇さんの友人の〇〇と申します。
諸先輩方もたくさんいらっしゃる場で、僭越ではございますが、乾杯の挨拶をさせていただきます。

〇〇さん、〇〇さん、ご結婚おめでとうございます。
ご両家ならびにご親族の皆様におかれましても、心からお祝い申し上げます。

〇〇さんとの出会いは、高校2年生のときでした。はじける笑顔でみんなの中心にいた〇〇さん。人見知りの私に〇〇さんが自然と声をかけてくれて、あっという間に仲良くなり、今日までたくさんの時間を一緒に過ごしましたね。いつも笑顔な〇〇さんですが、〇〇さんのことを話すときが一番良い笑顔です!おふたりの笑顔あふれる結婚生活を、心から祈っています!

友人として、今後も変わらないお付き合いを願いつつ、おふたりの新たな人生のスタートを心から祝福しています!

〇〇さんと〇〇さん末永くお幸せに!乾杯!

いい乾杯スピーチでいい結婚式に!

場をあたためつつ、華やかな乾杯の音頭を取ることで、結婚式全体がいいムードではじまります。何よりも大事なのは、笑顔と明るい声。ぜひ、パーティのワンシーンを盛り上げてください。