まずはナフキンのマナー

ナフキンは乾杯後に広げる

ナフキンを広げることは食事を始める合図だといわれています。結婚式の披露宴においては、乾杯が終わって、着席したタイミングで広げるのがよいでしょう。主賓のゲストがナフキンを取ったあとだと、よりスマートに映ります。
広げたナフキンは半分に折り、折り目をお腹側にして、膝の上に乗せます。

テイクアンドギヴ・ニーズの式場では、お食事のコースによっては乾杯前にお料理をお出しすることもあります。その際はスタッフよりお声がけいたしますので、ご安心くださいませ。

 

席を離れる時は椅子に置く

結婚式の披露宴中におふたりのお席へ行かれたり、お手洗いなどでお席を離れたりすることもあるかと思います。
そんなときは、簡単に折り畳んだナフキンを、ご自身の椅子の上に置いていきましょう。
 

退館する時はテーブルの上に

お食事が済み、会場を出られるタイミングで、膝の上に置いていたナフキンをテーブルに移します。
このとき、きれいに畳んで置いてしまうと、「食事に満足していない」という意味になってしまうので、汚くない程度に適当にたたんでからテーブルに置くとよいでしょう。

カトラリーの使い方

両端から順番に

カトラリーとは、お食事のときに使うナイフやフォークなどのことです。基本的には1皿お召し上がりいただくにつき、1セットのカトラリーを使用します。お皿の左右に並んでいるカトラリーの両端から順番に使っていきましょう。

もし、別のカトラリーを使用された場合でもスタッフが新しいものをお持ちしますので安心してください。

 

ハの字置きは「食事中」のサイン

お話に集中されときや、お食事中に離席をするタイミングでカトラリーを置く場合は、お皿の上にハの字型に置きます。これが「まだ食事中です」のサインとなりますので、離籍中にお皿を下げられてしまうこともありません。ハの字型にカトラリーを置くときは、ナイフの刃が内側に来るようにしましょう。
 

揃えて置くと「食べ終わり」のサインに

食事を終えたときのサインは、カトラリーを揃えて、お皿を時計に見立てて4時の方向に置きます。フォークを手前、ナイフを奥側にし、ナイフの刃は内側に向けましょう。
まだお皿にお食事が残っているけど、苦手な食材だったり満腹でもう食べられなかったりする場合も、カトラリーを揃えて4時の方向に置いておけば、スタッフがお皿を下げてくれます。
 

一番はお料理を楽しむこと

大切な日の料理を心から楽しんでほしい、というおふたりの気持ちに応える意味でも、マナーばかり気になってしまうのは本末転倒。当日は、おふたりが選んだお料理をじっくり味わいながら、楽しいお時間をお過ごしください!